旨い味噌汁は、美容と健康に良い効果があります。
「みそは医者いらず」
昔からみそにまつわることわざがたくさんあり、みそと健康を結びつけたものが少なくありません。
昔の人は、経験的にみその高い栄養価を知っていたようです。
●1日3杯以上のみそ汁で乳がんの発生率が40％減少（厚生労働省研究班 2003年)
●みその塩分は胃がんを促進しない（広島大学・渡邊敦光名誉教授 2006年）
●喫煙者が毎日みそ汁を飲むと死亡率は低下する（国立がんセンター・故平山雄博士 1981年）
●みそは脳卒中、痴呆症、心臓疾患などの発症を低下させる（大妻女子大学・青木宏教授 1994年）
●みそ汁のある食事パターンが骨粗鬆症に効果（㈶癌研究会付属病院・陳瑞東医長 1994年）
●糖尿病の改善が期待される、みその褐色色素（女子栄養大学・五明紀春教授 1999年）
●発酵によってみそに老化制御機能が生まれる（東京農業大学・小泉武夫教授 1995年）
●みそは熟成過程で抗酸化力を高める物質が生まれる（東京大学名誉教授・大妻女子大学・加藤博通教授 1994年）
●みそには血圧低下作用をもつ物質がある（食品総合研究所・河村幸雄室長 1993年）
●みそには美白効果がある（食品総合研究所・新本洋士主任研究官 1997年）
味噌が、胃がんのリスクを下げる。
味噌汁を飲む頻度が高い人ほど胃がんによる死亡率が低いことがわかっています。
ことに男性の場合は、味噌汁を「毎日飲んでいる人」と「まったく飲んでいない人」とでは、
「まったく飲んでいない人」のほうが、胃がんによる死亡率が48％も高くなっていました。
このように、ガン予防の見地からも、味噌の効果は評価され、注目されています。
色の濃い味噌には抗酸化成分がたっぷり
味噌特有の茶色の色素成分メラノイジンは強い抗酸化作用をもち、老化や免疫力の低下をもたらす活性酸素を抑えます。
メラノイジンは発酵と共に増加するため、濃い色の味噌ほど多く含まれています。
発酵の産物で体の中から美白ケア
味噌の主成分である遊離リノール酸は大豆から味噌へと発酵が進む過程で産生される物質です。
メラニンの合成を抑制し、シミ・ソバカスを予防して美白効果が期待できます。
